繊維高分子材料は現代社会の形成において極めて重要な役割を果たしてきました。これらは食品の保存や車両の軽量化に貢献し、体外膜型人工肺(ECMO)などの高度な医療を可能にします。
このような利点にもかかわらず、繊維高分子材料に関連した環境問題に対する懸念が高まっています。特に、環境に流出した5mm以下の粒子であるマイクロプラスチック(MP)の存在は、環境に脅威をもたらしています。 本講演では、繊維・高分子材料の表面近傍の化学劣化と生分解に焦点を当てて、繊維・高分子材料の環境劣化メカニズムを解説頂きます。
【開催要項】
日 時 2024年7月26日(金) 16:00~17:30
場 所 滋賀県立大学 交流センター内研修室1、2、3(キャンパスマップをご覧ください)
参加費 無料
申込み 不要(当日会場へ直接お越しください)
ウィルス感染の可能性がある方や体調不良の方は参加をご遠慮ください。
【プログラム】
(16:00~17:30)
「繊維・高分子材料の環境劣化」
九州大学 ネガティブエミッションテクノロジー研究センター
高原 淳 氏