2022年度は新型コロナのオミクロン株が猛威を振るいましたが、予防接種の普及などで全国的にイベントや旅行の規制が緩和されました。
工学部も滋賀県や本学の活動レベルに合わせて、徐々にコロナ以前に戻れるよう努力した一年でした。
【2022年9月22日 工学部研究交流会 対面開催】
3年ぶりの対面開催に多くの方がご参加くださり、皆様との交流をより深めることができました。対面で直接
話しができることを喜んでくださるご意見を多くいただきました。
会場ではマスクの着用と手指消毒にご協力いただきありがとうございました。
<2022年度参加者集計>
企業・団体 | 学内 | 学生 | 合計 |
---|---|---|---|
36社4団体 68名 | 46名 | 78名 | 192名 |
<アンケートの内容(抜粋)>
ご来場の皆様に交流会に関するアンケートをいたしました。多くの方にご回答いただきましたので、
その一部をご紹介いたします。
・3年ぶりの開催で、先生方と直接お話が出来ました。
・研究交流会が大学と企業、人がつながっていくことに寄与することを期待しています。
・有意義な時間を過ごせました。
・オンラインでは感じられない実態感がありました。
・もう少し発表時間を長くしてほしい。
・各研究室のHPのURLの一覧表があればよかった。
【2022年11月16日 Innovation Ecosystem in Shiga に参加】
2021年度から、びわ湖環境ビジネスメッセの後継事業として開催された「Innovation Ecosystem in
Shiga 第2回ビジネスマッチング大会」(長浜市:北ビワコホテル・グラツィエにて)に県大Techサロンの
機能創生サロンより呉先生、作田先生、小林先生が参加し、講演と展示により、本学の技術をアピールしまし
た。今後も参加の予定ですので、ぜひ皆様もご参加下さい。
<先生方の講演テーマ>
呉先生 「形状最適設計に関する研究(振動抑制、軽量化など)」
作田先生 「超高感度磁気センサーによる微笑欠陥/異物検出技術」
小林先生 「原子スケールで表面・界面観察可能な液中AFM技術」
【2023年1月13日 機能創生サロン 高分子材料セミナー】
日本材料学会・高分子材料部門委員会による第110回高分子材料セミナーで、「企業・公設試における高分
子研究」をテーマに開催されました。 高分子素材から配合・加工に渡る研究技術開発の幅広い分野について
ご講演いただきました。
1.「カリックスアレーン構造を基盤とした熱硬化性樹脂の研究開発」
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 米川 盛生 氏
2.「アイソタクチックポリプロピレンα相結晶の秩序性と融解再結晶化」
東洋紡株式会社 総合研究所 山田 浩司 氏
3.「耐放射線材料の開発(ポリアセタール)」
株式会社 コーガアイソトープ 営業部 松本 敦 氏
4.「接着性フッ素樹脂を用いたその応用」
AGC株式会社化学品カンパニ- 開発部本部 西 栄一 氏
【今後のサロン活動について】
周期的に感染増加がおこり、今だ先の見通しが立ちにくい状況にありますが、感染対策を行いつつ、現状に
合わせて活動をして参ります。これからも催し物の情報を会員の皆様に発信して参りますので、ご参加をお
願い致します。